安定剤メーカーより提出されています安定剤の「製品安全データシート」に記載されています有害性情報(人についての症例、疫学的情報を含む)より抜粋いたしました。

※データシート欄の数字は、該当データを作成・開示した安定剤メーカー(後記「製品安全データシート」のメーカーと作成日<改 定日>)一覧企業名の番号と対応しています。

 

急性毒性
LD50
ラット経口:>2000mg/kg
変異原性
サルモネラ菌TA1535、TA1537、TA100、TA98を使用し、
変異原性を調べ陰性であった。
 
急性毒性
LD50
ラット経口:1600〜3200mg/kg
マウス経口:1600〜3200mg/kg
ラット経口:>2000mg/kg
変異原性
サルモネラ菌TA1535、TA1537、TA100、TA98を使用し、
変異原性を調べ陰性であった。
 
急性毒性
知見無し

急性毒性
LD50
ラット経口:>10kg/kg、マウス経口:>10kg/kg
 
急性毒性
LD50
ラット経口:>2000mg/kg
変異原性
サルモネラ菌TA1535、TA1537、TA100、TA98を使用し、
変異原性を調べ陰性であった。
 
急性毒性
知見無し

急性毒性
LD50
マウス経口:10,000mg/kg

刺激性
眼刺激性:ウサギ500mg/24Hで中程度の刺激あり
急性毒性
LD50
ラット経口:>2500mg/kg(2.5g/kg)
マウス経口:>2000mg/kg(2g/kg)
マウス腹腔:>2000mg/kg(2g/kg)
変異原性
陰性
がん原性
陰性

急性毒性
LD50
ラット経口:>5,000mg/kg
 
急性毒性
LD50
ラット経口:>5g/kg、哺乳類経口:10g/kg
ラット経口:>5000mg/kg
慢性毒性
ラットに本物質100mg/kg(体重)を添加した餌を2年間投与したが、
毒性は弱いことが確認されている。
変異原生
サルモネラ菌TA-97,TA-98,TA-100及び大腸菌WP-2/pKM-101を使用し、
変異原生を調べ陰性であった。
刺激性
ラビットの皮膚及び眼刺激性はないとされる。
発ガン性
ラットにて発ガン性は認められていない。
生殖毒性
ラットにて生殖及び子孫に悪影響を及ぼさないことが確認されている。
その他
FDA178.2010に於いて、食品包装材等の食品と接して使用される
ポリオレフィン、PS等に添加できる抗酸化剤として認可されている。
 
急性毒性
LD50
LD50 ラット経口:>10000mg/kg、
ラット経口:>15000mg/kg
亜急性毒性
ラットに本物質5000mg/kg(体重)を添加した餌を70日間投与したが、
異常は認められていない。
慢性毒性
ラットに本物質5mg/kg/Dayの2年間の投与でも発ガン性を示さず、
子孫に有害な影響を及ぼしていない。
変異原生
サルモネラ菌TA-98,TA-100及び大腸菌B/rWP-2を使用し、
変異原生を調べ陰性であった。
刺激性
皮膚刺激性はなく眼に中程度の刺激性を示す。
発ガン性
ラットにて発ガン性は認められていない。
生殖毒性
ラットにて子孫に悪影響を及ぼさないことが確認されている。
その他
FDA178.2010に於いて、食品包装材等の食品と接して使用される
ポリオレフィン、PS、ABS等に添加できる抗酸化剤として認可されている。

刺激性
皮膚、眼:ほとんどなし
皮膚腐食性
なし
急性毒性
LD50
LD50 マウス経口:20g/kg、哺乳類経口:10g/kg
 
刺激性
液体に接すると眼に刺激があり、皮膚には軽度の刺激がある。
ウサギの皮膚に長時間繰り返し施行した場合(12日間に10回)、
刺激反応は見られなかった。
皮膚から吸収されることもなかった。
急性毒性
LD50
ラット経口:14.85g/kg、ウサギ経皮:20ml/kg
ラット経口:14.85g/kg、ウサギ経皮:20g/kg
ラット腹腔:10.56g/kg、イヌ静脈:11.79 g/kg
亜急性毒性
ラットに77日間、飲料水に5%添加して与えても有害な影響はなかった。
 
刺激性
皮膚・眼などの粘膜に軽い刺激を一時的に与えることがある。
急性毒性
LD50
マウス経口:>5000mg/kg(5g/kg)
変異原性
陰性
その他
良好な労働衛生慣行にしたがって取り扱われる限り特殊な危険はない。

9

 
刺激性
皮膚・眼に対して刺激性がある。
急性毒性
LD50
ラット経口:500mg/kg、マウス腹腔:2000mg/kg
がん原生
EPA、EU、NTP、IARC、ACGIHの発ガン性物質リストには
収載されていない。
変異原性
サルモネラ菌を用いたAmesテストで陰性。

刺激性
皮膚・眼又は繰り返し接触する場合刺激性がある恐れあり。
急性毒性
LD50
ラット経口:>5g/kg
がん原生
OSHAによる評価:使用している基油は、高度精製基油であり、
IARCでは、グループ3に分類(人に対して発ガン性について分類できない)
EUによる評価:発ガン性物質としての分類は適用される必要ない。

急性毒性
LD50
マウス経口:≧21.5ml/kg
変異原生
サルモネラ菌TA-97、TA-98、TA-100及び大腸菌WP-2/pKM-101を使用し、
変異原生を調べ陰性であった。
   
試験動物の半数を死亡させる化学物質の量を動物の体重1kg当たりで表した値(50%致死量)食塩では 3,000〜3,500mg/kgとされる。
   

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